平成25年(2013年)度の研修状況

【入所式】

4月10日(火曜)佐賀県高等水産講習所で入所式が行われました。 今年度の入所生は、本科生7名、短期生10名です。

海域別にみると本科は7名全員が有明海、短期生は6名が有明海、6名が玄海となっています。

漁業種類別でみると、本科7名中6名(86%)、短期10名中6名(60%)がノリ養殖漁業者となっています。

▼4月度

■海洋気象
海の仕事は天気が全てです。佐賀地方気象台から講師をお招きし、海洋気象の講義をしていただきました。


■交通安全講習
研修生の生活指導の一環として、遠方からの車での通所者が多いことから、唐津警察署からも講師をお招きし、交通安全の講習をしました。


■玄海水産振興センター職員による講義
玄海水産振興センターの職員のみなさんにも水産業の専門研修を担当してもらっています。


■網漁具仕立て・修理実習
漁網の仕立て方、補習の仕方を基礎からみっちり修得します。


■ロープワーク実習
もやい結び、巻き結び、クリート結びなと漁業に必須のロープワークを学びます。


■普通救命講習
唐津消防署から講師を招き、普通救命講習を実施しています。この写真は人工呼吸をしているところですが、その他AEDの使用方法も学びました。 

▼5月度

■宿泊研修(波戸岬少年自然の家)
研修生の連携を深めるため、5月11日(木曜)、12日(金曜)鎮西町にある波戸岬少年自然の家で1泊2日の宿泊研修を行いました。
写真左上:朝のつどい(ラジオ体操)
   右上:カッター    
   左下:座学              
   右下:夜の座談会


■水産加工実習
マアジの塩干品をつくりました。マアジをさばき、30分間塩水に漬け、天日干しにしました。 できあがった製品は真空パック詰めにして、PCで商品ラベルも作成しました。


■漁船機関(ディーゼル)実習
(株)ヤンマーより講師をお招きし、2日間にわたってエンジンの構造や整備についての実習を行いました。 


■危険物取扱者講習(丙種)
危険物取扱者(丙種)受験のための講習を行いました。 今年度は受験者全員(本科4名、短期1名)が合格しました。


■流通調査(おさかな村にて)
危険物講習を受講しない研修生を対象に実施しました。 のり商品の販売状況を調査しました。


■簿記講習
唐津商業高等学校の簿記の先生を招き、簿記の講習を行っています。 ここで簿記の基礎をしっかり学び、その後PCを使った簿記講習行っています。


■漁業簿記講習
簿記講習が終わった後、PCによる漁業簿記の講習が始まりました。 (有)プライムに委託しての講習で、1日4時間、5日間実施しました。


■釣り漁業実習
昨年までは実習船「青雲丸」で漁業実習をしていましたが、今年度からは玄海水産振興センターの調査・取締船「かがみ」を使って、実習を行っています。

▼6月度

■二級海上特殊無線技士講習
6月5日から唐津海洋技術学校で無線の講習が行われました。 3日間の講習で、今年度は本科生2名が受講しました。


■潜水士講習
7月の国家試験に向け、潜水士の講習が行われました。 今年度は本科生2名、短期生2名が受講しました。 


■顕微鏡操作実習
ノリ養殖には、ノリ芽の付着状況や病害の観察に顕微鏡は必須です。 前期では基本的な顕微鏡操作を学び、後期のノリ養殖時期に実際にノリ芽を検鏡して勉強します。


■電子航海機器実習
(株)フルノ電気から講師をお招きし、電子航海機器の実習を行いました。 実際に航海計器使って、操作方法などを勉強しました。


■6月18日から約3週間のコース別研修が始まりました。
ノリ養殖コースでは、有明海やそこに生息する魚介類、ノリ養殖に関する講義を受け、サン海苔、有明海漁協の糸状体培養所などを視察見学しました。 また、漁業を行うために必要な社会制度について、漁船保険、漁業共催、信漁連などの関係団体による講義をお願いするとともに先輩漁業者との懇談会により研修生の皆さんに仕事に対する意欲を高めていただきました。


■カキ養殖実習
資源管理型漁業コースでは、唐津湾でカキ養殖の実習を行いました。     

▼7月度

■ダム視察研修
漁場環境と密接な係りのある河川の水がどのように管理されているかを理解するために、筑後川上流の下筌ダム(熊本県)、下流にある水資源機構筑後川下流総合管理所を視察研修しました。 


■漁家派遣研修(1班)
自分たちが携わる漁業以外の漁業を広く理解するため、2班に分かれ漁家派遣研修を行いました。
1班は加部島の魚類養殖漁家で研修をしました。  


■漁家派遣研修(2班)
2班は加唐島のアワビ養殖漁家で研修を行いました。     


■水産資源実習
海の生物資源を勉強するため、海上班と陸上班の2班に分かれて桁網を引いて、網に入った水産生物の調査をしました。  


■小型船舶操縦士免許講習
7月中旬からは小型船舶操縦士免許講習が始まりました。学科は5日間(1級)、実技は半日の講習です。  

▼11月度 少年水産教室

11月8日、3年越しの少年水産教室を小川小学校(小川島)で開催しました。
平成21、22年度は悪天候のため中止となり、今年度も11月での開催は、季節的に難しい状況でしたが、奇跡的に天候に恵まれ無事開催することが できました。     

午前11時30分に開講式を開き、その後小学生3~6年生12名を対象に「イカの話」の講義をしました。 イカの種類やケンサキイカとヤリイカの見分け方などの話をしましたが、生徒たちは一生懸命聞いていました。 

講義の後はロープワークの実習です。 基本的な結び方の一つである「巻き結び」を覚えてもらいました。

午後からは、船上でロープワーク「もやい結び」を学習したあと、一本釣り体験に海上に出ました。 さお釣りではなく、漁師がやっている手釣りに生徒たちは初挑戦です。

みごと、おおきなエソを釣り上げました。その他、カサゴ、べラが釣れました。 残念ながら、徐々にうねりが強くなり、4人が船酔いになったため、予定時間を30分短縮し、午後3時に釣り体験を終了しました。